土井 智子

『私の夢』 土井 智子

土井 智子

「疲れたぁー。」「もう、いいや。」・・・私はこの‘グータラ主義’で今まで数えきれない程のチャンスを逃し、いつも後悔ばかりしてきました。だから今私が持っている夢では絶対に後悔はしたくないし、叶えてみせます。

私の夢は貧しかったり戦争のせいで教育を受けることができない子供達に教育を受けさせてあげることです。私は小学校の頃ガールスカウトに入っていました。その活動の一つに「ピースパック」という、アフリカの子供達に鉛筆やノート、タオルなどをダンボールに詰めて送ってあげることがありました。私が「なんで鉛筆やノートなんかを送ったりするの。」と、リーダーに言うと、リーダーはアフリカの子供達の写真を私達全員に見せ、「ノートや鉛筆でもこんなに喜んでくれるんだよ。」と教えてくれました。そこにはピースパックを本当に嬉しそうに開けたり私達が送った服を着ている子供達の写真がありました。その中でも一番心に残っているのは上半身裸の男の子です。その子はガリガリに痩せていて、骨も浮きで、泣きそうな顔で私の目を見ていました。私達と同じ年位の子供達が世界中ではこんなに苦しんでいる。私はなんて恵まれているんだろうと思ったのと同時に「助けたい」と感じました。

恵まれていて豊かな生活ができる私達が世界に目を向けて出来ることからしていく。それだけであの子達はどんなに喜び、生きる勇気を感じてくれるのだろうと思うので、私はどうしても教育という形で生きる勇気を少しでも多くの子供達に与えてあげることができたらと思います。

夢は叶えるためにあると思っているので今は努力を惜しまず一つでも多く自分の力になるものを体験し、吸収していきたいです。

私はどんなに苦しくても厳しくても絶対に諦めません。