金山 成美

『私の夢』 金山 成美

金山 成美

私はあまり、文章をまとめるのが上手に出来ないのですが、夢に対する気持ちは人一倍強いと思っているので一生懸命書こうと思いました。

 私の将来の夢は、聴導犬の訓練士になって多くの耳の聞こえない人達にいろんな出会いを作っていくことです。

 なぜ、なりたいのかというと理由が三つあります。一つ目は、犬が大好きだからです。二つ目の理由は、初め小学校の頃は盲導犬の訓練士になりたいと思っていました。でも、中学校に入った頃からずっといろいろと盲導犬の事を調べていくうちに聴導犬のことを知りました。日本は外国に比べて、補助犬(盲導犬、聴導犬、介護犬などの障害を持った人達を助ける犬のことです。)の数が少ない事を知りました。また、日本では盲導犬より聴導犬の方が、まだ数が少ないことが一つの理由です。三つ目の理由は、私は小学校の低学年の時に「突発性難聴」という病気になりました。突発性難聴というのは、名のとおり、突然耳が聞こえなくなる病気です。私の場合は、右耳が全く聞こえません。でも、たくさんの人達と出会って、たくさんの事を学びました。この『出会い』という大切さと新しい世界をどんな人でも見つけられるようにしたいと思ったのが三つ目の理由です。

 そして今、私は聴導犬の訓練士になるためには、どの進路があるのかを図書館やインターネットで調べているけれど、あまり具体的な進路は見つかってはいません。

 しかし来年、私は高校三年生。進路という壁が立ちはだかってしまう年だけれども、今のうちから、たくさん勉強して多くの事を学んで、どんな進路をとったとしてもいけるようにしたいです。また、もしかしたら海外のアメリカやイギリスで、訓練士の勉強をしたいと思うかもしれないので、英語の勉強の方は発音も含めてしていきたいと思っています。

 私はこれからもずっと『一期一会』という言葉を大切にして、障害を持つ人達に新しい世界を与えられるような、聴導犬の訓練士を目指して行きたいです。