澤岡 優一

『私の夢』 澤岡 優一

澤岡 優一

今の僕の一番の夢は、お父さんとくらすことです。僕のお父さんは昔焼き鳥屋をしていました。しかし、お客さんの来る日と来ない日では、もうかるお金が倍以上ありました。お客さんが一人も来ない日もありました。そんな日が続いて、とうとう電気、ガス、水が止められてしまいました。そこで僕は、児童相談所にあずけられました、

 約一ヵ月後、お父さんがむかえに来てくれました。その時はすごくうれしかったです。

 また仕事をはじめ、またしっぱいしてしまい、そして、すごく少さなマンションで生活となってしまいました。それからお父さんの仕事は、警備員になりました。夜帰ってくるのがおそいので、いっしょに夜ご飯を食べたことはなかありませんでした。

 そして、僕はまた児童相談所に入ることになりました。僕はお父さんといっしょいくらしたかったけどしかたありませんでした。

 一週間くらいたったある日、僕は池島寮に入所しました。僕は池島寮はいい所だなと思うところがありました。それは外泊ができると言うことです。僕は少しでもお父さんといる時間がほしかったので、外泊ができる日はすごくうれしかったです。

 でもお父さんとくらすためには、自分でいろんなことができなくてはなりません。たとえば、ご飯を作ったり、そうじをしたり、せんたくをしたりできなければ家に帰ることはできません。しかし、お父さんはがんばって、大きな部屋をかりて僕とくらせるようにお金をためてくれています。だから僕もがんばってお父さんとくらせるようにがんばらなければいけません。だから、僕は僕なりに、お父さんとくらせるようにがんばっています。

 今はまだお父さんとくらせるほどの力はありませんが、お父さんとより早くくらせるようにがんばりたいです。